エジプトは寒い

ポジティブ雄(お)の

梶村俊明です。

前回のつづき

案内人は直ぐにピラミッド行きを手配し
俺達はなんて親切なんやろうと思った
後で分かった事やが
カイロの空港は警備が甘いか賄賂で中に入れて
観光案内人詐欺を黙認していた

日本円で考えれば大した事は無い金額やが
普通で行く金額の倍以上ボッタクられた

俺の海外でのボッタクリに遭った時の心の切り替えは
日本での価値や日本円で考える事や

大体の事が日本円で考えたら
しゃあないな~で終わる

国の玄関である空港で
詐欺が平然と行われている国
やからこの旅は色んな事があった

空港からピラミッドに直行して
そこでラクダに乗って記念写真
ラクダ使いがカメラを人質に高額チップを要求
ラクダに乗ったらまあまあな高さで(馬と比べても高い)
チップを払わないと降ろさないと言ってきた

「100ドル」「50ドル」とか言ってきたが
なめとんのかとラクダから飛び降り
カメラを取り返して1ドルをやった

おっさんは俺の行動に呆気にとられて立ち尽くし
頼むから「10ドル」くれと言っていた

あほかおっさん、やるかボケと言って
その場を去っていった
一緒にいた人は10ドル以上とられていた

ピラミッド観光を終えて
ここまで乗ってきた車で
その人は空港、俺は町に行かした

俺は町のど真ん中に降ろされた
地図もガイドブックも情報も何も無いので
降ろされた所が町なのかどうなのか?
町の名前もなにも分からない状態やった

とりあえず
今日からの宿を決めなアカン
時間はあるからツーリストを見つければ
その人に聞けばいいと思って
町中に腰を下ろして人間観察を始めた

30分たってもツーリストらしき人が現れない
どうしたもんかな~と思っていたら

現地人が声を掛けてきた
※向こうから声を掛けてくる奴は大概詐欺

「どっから来たんや?」
「何をしてるんや?」
「何処に行きたいや?」
等色々聞いてきた

俺もオッサンが何かあると分かっていたが
時間があるし暇なのでオッサンと話をして
オッサンについて行く事にした

オッサンに連れられお土産物屋に行ったり
一緒に喫茶店でお茶を飲んだり
ホテルを巡った

オッサンは親日で案外いい人で
お土産物屋でちょっと高く買わされた位で
後は色々教えてくれた

ホテルには日本人観光客が居て
その人にエジプト情報と旅行のアドバイスを貰った
その他の外人にも色々情報を貰い
カイロからルクソールに行く事を決めた

その中の1人のオーストラリア人も
ルクソールに行くと言っていた

次回につづく

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