ポジティブ雄(お)の

梶村俊明です。

前回のつづき

カイロからルクソールに行く交通手段は
バスか電車が主流やが
その時のエジプトの治安が悪く
バスでの移動では確実に
ハイジャックに遭うという事やったので
電車での移動にした

電車の切符を見てもエジプト語で全く分からん

切符を眺めていると
首から身分証明書をぶら下げた
駅案内人みたいな奴が現れた
そいつは丁寧な口調で
切符の内容を説明してくれ
その電車のホームまで連れて行ってくれた

ホームに着くと人から離れた所に連れて行き
ガイド料を請求された

空港でのデジャブ~
「なんでやね~ん、またかいな~」
オッサンにガイド料はやらんよと告げて
オッサンから離れた

オッサンは今までの態度を変貌して
凄い剣幕で俺に馬事雑言を浴びせた
エジプト語やから何を言っているか分からんから
何とも思わず滅茶苦茶言うとるんやろな~と思った

それを聞いていた周りの人が心配そうに俺をみていた
その中の人にチケットを見て貰い
チケットの内容を教えて貰った

車窓から見える景色は凄く
砂漠、砂漠、只々砂漠が広がっていた
最初は景色に感動したが
何時間経っても変わらない景色に飽きてしまった

ルクソールでは
自転車を借りて遺跡を巡った
色んな観光の仕方があるが体力に自信があれば
自転車で回るのがいいと思う
汗をかき自力で辿り着いた時の感動は今でも残っている

ルクソール宮殿での日本人観光客殺害事件は
俺が行って数か月後に起こった
町を歩いている時も数回銃声が聞こえ
地面に腹ばいになったのを覚えている

自転車観光を終えて町をプラプラしていたら
カイロのホテルで話をしたオーストラリア人にあった

彼らは(男2人組、女2人組)
ルクソール~アブシンベル神殿まで
ナイル川をヨットでクルージングして行くとの事
ほな、俺も混ぜてとなり
一緒にアブシンベル神殿まで行く事になった

エジプト文明はナイル川と共にあるから
アブシンベルまでの川沿いにある遺跡を巡っていった

クルージングは写真で見ると超いい感じやが
実際に乗ったら、まず食事が不味いし衛生的にも悪い
川沿いのヨットで寝るから陸地より気温が下がり
疲れも伴って一発で体調を崩した
高熱が出て意識が朦朧としたが一晩で治すと決め
ヨットの網や毛布等を借りて獣のように眠った

熱を一気にだし翌朝見事に復活した

海外で何回か体調を崩す事があるが
大抵1日で治している
その時のマインドは
「俺はライオン、俺はゴルゴ13」
自分で自分を治すと意識し自己治癒力を全開にしている

次回につづく