旅のトラブルはしゃあないで~

ポジティブ雄の
梶村俊明です

前回のつづき

最初の予定通り
Amarilloに行き誰も迎えに来ないなら
こっちからヒース(ホスト)の家に行けばいい

子供達の帰宅後に時間を合わせて
お土産だけでも渡しに行く事に決めた

キムにヒースの家と病院の住所を聞いたら
家の住所だけ帰ってきた

子供達の帰宅は16時頃との回答だった

ダラスに朝8時過ぎに到着し
乗継便が10時20分発
Amarilloに11時35分着
順調に行けばAmarillo空港で4時間待機

ダラスでの入国審査が電子化になっていて
機内での入国カードの記入が必要なくなり
入国審査前に機械でやることになっていた
非常に簡単で時間の短縮が出来たと思ったが
入国審査官が少な過ぎで混んでいた

乗継の国内線のコネクティング検査も
おっさんがとろくて中々の時間が掛かり
いい感じの時間で
Amarillo行きゲートに着いた

ゲートには飛行機が付いていて
パイロット、スチュワーデス等も
乗っていくのを見ていたので
間もなく搭乗やと思っていたら

「飛行機が30分延期になりました」
とのアナウンスが

「まあしゃ~ない飛行機あるあるやかな」
と言い聞かせる

30分後
「飛行機が30分延期になりました」

「またかいな~」

その30分後
「飛行機が30分延期になりました」

そのまた30分後
「飛行機が30分延期になりました」

12時20分前に
「飛行機がキャンセルになりました」

「なんでやね~ん」

搭乗ゲートカウンターで
代替え便のチケットに交換
14時39分発Amarillo行き

「待て待て2時間以上もあるやん」

その前の便が12時30分発
って「それに乗れていたやん」

「まあしゃ~ない、腹減ったから飯にしよう」

飯は巨大サラダを頂いた

代替えの飛行機なので
搭乗ゲートが30から25に変更

食事後確認をしたら
搭乗ゲートが25から1に変更

搭乗ゲートの手前でトイレをしていたら
ゲート変更のアナウンスが
確認したら
搭乗ゲート1が45に変更
この距離は伊丹空港の端から端までより遠い

搭乗ゲート前で待っていると
またまた延期のアナウンスが
結局1時間後の15時40分位にやっと飛んだ
ダラス空港で8時間近く滞在した
オーマイガー!

17時前に到着して
荷物の受取で待っていたら荷物が来ない
係員が来て
「ミスターカジムラ、荷物は来ています」
って荷物だけ12時30分に乗っていたんかい

荷物を確認したら
真っ新のスーツケースに破損があり
ダンボールは今にも荷物が出てきそうになっていた

16時はとうに過ぎている
子供達も帰宅しているやろ

Uberでヒースの家に行ったった

ピンポン
ピンポン
反応がない

Uberのおっさんが心配そうに見ている
「大丈夫、もう直ぐに帰ってくるから心配しないで」
と告げおっさんを帰らせた時
玄関の扉が開いた

ヒースの娘が出て来て
最初だれやって顔をしたが
直ぐに俺と分かり
家に招きいれた
「ママ、トシアキがきたよ~」
何、ヒースの嫁居てるの?
嫁が出て来て
その次にヒースの息子も出てきた

嫁と話をしていて
「ヒースが病気で相手が出来ないから
ホテルに泊まる?」
「ヒースはベットから出れないけど
彼と会ってあげて、奥の部屋にどうぞ」

「おい、家族全員居てるやないかい」

ヒースは満面の笑みで俺を迎えた

次回につづく

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