7つのチャクラ
◆7つのチャクラ対応表
7つの主要チャクラにはそれぞれ対応する身体の部位や内分泌腺、かかわりあいのある精神や感情の問題があります。
※以下の表は一般的なものなので非常に個人差があります。
チャクラ | 位置 | 内分泌腺 | 身体の部位 | 精神・感情面の問題 |
●第1チャクラ | 肛門と性器の間 | 副腎 | 骨、骨格 | 生存、集団の安全と保護、生命力、情熱、バイタリティ、行動力、開拓力 |
●第2チャクラ | 丹田、おへその数センチ下 | 卵巣・精巣 | 性器、膀胱、大腸、前立腺、骨盤 | 信頼、感受性、情緒のバランス、性、創造性 |
●第3チャクラ | みぞおち | 膵臓 | 消化器系 | 個人の意思、尊厳、力、信頼理性、個性、自我、不安、自信 |
●第4チャクラ | 心臓、胸の中央 | 胸腺 | 心臓、循環器系 | 感情、愛と怖さ、許しと受容、希望 |
●第5チャクラ | のど、首の付け根中央 | 甲状腺 | のど、口、甲状腺 | コミュニケーション、自己表現 |
●第6チャクラ | 額の中央 | 脳下垂体 | 脳・神経系 | 直観、知恵 |
●第7チャクラ | 頭頂 | 松果体 | 大脳皮質、皮膚 | 霊性、奉仕 |
●第1チャクラ(ルートチャクラ)
~生きるための、そして現実を動かしていくためのエネルギー~
「自分らしく生きる」ことを意識することは、
チャレンジ精神、バイタリティ、行動力、開拓する力、
物事を生み出す力、前進する力を養うことに繋がります。
第1チャクラのエネルギーは「生きることの力強さ」を
教えてくれます。
●第2チャクラ(セイクラルチャクラ)
~自分らしい充実した人生を生み出すためのエネルギー~
「どのような人生を送りたいか」を意識することは、
自分の心の本音と繋がること、人生に対する信頼や意欲、創造性を
養うことに繋がります。
第2チャクラのエネルギーは「深い部分から湧き出る無限の可能性」
を教えてくれます。
●第3チャクラ(ソーラープレクサスチャクラ)
~自分らしさを見い出していくためのエネルギー~
「自分らしく」いるために大切なことが、自分で自分を認めることです。
そこから自分の意思や意見が生まれ、自分で物事を決めた結果によって自信、自尊心が生まれます。
第3チャクラのエネルギーは「個性的で魅力的な自分の素敵さ」を教えてくれます。
●第4チャクラ(ハートチャクラ)
~自分に気づき自分らしさを取り戻すためのエネルギー~
自分が「何をどう感じているか」を知ることは、今の自分に気づいていくことです。
素直に自分の感情を認めることが、ありのままの自分を受容することや自分らしさを
取り戻すことに繋がります。
第4チャクラのエネルギーは「自分に素直でいることの大切さ」を教えてくれます。
●第5チャクラ(スロートチャクラ)
~自分を自分らしく表現するためのエネルギー~
人との関わり合いの中で「自分らしくいよう」とすると、人との視点の違いが明確になるため、
ときに勇気と責任が必要だったりします。
ただ、他人との違いを認めるからこそ、個性の違うお互いを尊重し、自由なコミュニケーションが
生まれるのです。
第5チャクラのエネルギーは「自分の心の強さと拡がり」を教えてくれます。
●第6チャクラ(ブラウチャクラ)
~インスピレーションをキャッチするためのエネルギー~
「自分らしい望む人生に向かいたい」と意識することで、その方向に
導いてくれる感覚が鋭くなります。
直観に気づき行動することで、人生が動いたことに喜びを感じると、
人生に対する信頼感が増します。
第6チャクラのエネルギーは「自分が持つ感覚の力強さ」を教えて
くれます。
●第7チャクラ(クラウンチャクラ)
~大きな視点を持つためのエネルギー~
自分という存在が他の存在と繋がっているからこそ、「自分らしく」
いられるし調和が創られているというその一体感を感じ始めます。
第7チャクラのエネルギーは「全ての存在との深い繋がり」を教えて
くれます。
チャクラの意味
占いやスピリチュアルなことに興味のある人であれば、『チャクラ』という言葉には聞き覚えがあるかもしれません。チャクラとはサンクリット語で「車輪」「渦」という意味を持っています。これはチャクラ一つ一つが常に回転している状態であることを表しています。
『チャクラを開く』という言葉がありますが、チャクラは常に開いているのでこの場合はチャクラを活性化させることを意味います。『開く』という言葉からチャクラは開いたり閉じたりするものだと思っている人もいますが、実際には開いた状態で時計回りに回転していると言われています。
7つのチャクラの場所や色・意味
7つのチャクラの場所と色
まずは7つのチャクラとは何なのかについて解説していきましょう。チャクラは体の前側と後ろ側にあり、合計7つ存在しています。最初にチャクラの場所とそれぞれの色についてご紹介しましょう。
7つのチャクラの場所と色
- 第1チャクラ:脊髄の基底部(尾てい骨)・赤色
- 第2チャクラ:仙骨(おへその下)・燈(オレンジ)
- 第3チャクラ:おへその上で指2、3本目くらいの場所(胃)・黄色
- 第4チャクラ:胸の中央(心臓)・緑色
- 第5チャクラ:喉元(喉)・青色
- 第6チャクラ:額の中央(眉間)・藍色
- 第7チャクラ:頭の一番上(頭頂部)・紫色
チャクラの場所についてはサイトによって表記がまちまちなので、分かりやすい書き方のものを2種類掲載しています。覚えやすい方を参考にしてみてくださいね。
チャクラを通したエネルギーの動き
チャクラを順にみていくと、お尻にあるチャクラが1番目で頭に向かって2番目、3番目と上がっていくのが分かります。これはエネルギーの流れる順番を表していて、地のエネルギーが第1チャクラから入り、お腹、胃、心臓あたりへとどんどん上がっていき、最終的に頭のてっぺんから宇宙に向けてエネルギーが放出されます。
それと同時に、第7チャクラからエネルギーを放出していると同時に、宇宙からのエネルギーが第7チャクラを通して体に入ってきているのです。宇宙からのエネルギーの動きは、そのあと眉間、喉、心臓あたりを通り、最終的におしりのあたりから地に向かって放出されています。
自分が宇宙の一部であり、地球の一部であると考えると何だか不思議な感じがしますね。天と地のエネルギーは私たちの体の中をらせん状に渦を巻いてそれぞれのチャクラに伝わっているとされていますよ。
7つのチャクラの持つ名前と意味
7つのチャクラの特徴
7つのチャクラのある場所と色について解説したところで、次はそれぞれのチャクラの持つ意味と名前についてお話していきましょう。まずは一覧にしてご紹介します。読みづらくなるため、意味や特徴と名前は別々の一覧にしました。
7つのチャクラの持つ意味・特徴(役割)
- 第1チャクラ:生命力、肉体的な欲求
- 第2チャクラ:創造性・自立心・性
- 第3チャクラ:自信・活力・意志
- 第4チャクラ:人間関係
- 第5チャクラ:自己表現・コミュニケーション
- 第6チャクラ:直感・叡智・スピリチュアリティー
- 第7チャクラ:人生の目的・霊性・高次とのつながり
チャクラの名前
- 第1チャクラ:ムーラダーラ、ベースチャクラ、ルートチャクラ
- 第2チャクラ:スヴァディスターナ、セイクラルチャクラ
- 第3チャクラ:マニプーラ、ソーラープレクサスチャクラ
- 第4チャクラ:アナハータ、ハートチャクラ
- 第5チャクラ:ヴィシュッダ、スロートチャクラ
- 第6チャクラ:アージュニャ、ブラウチャクラ
- 第7チャクラ:サハスラーラ、クラウンチャクラ
第1チャクラの役割
第1チャクラは生きる力である生命力を意味しています。病気や大きなケガをして死の淵をさまよったとき、日常的な生活をエネルギッシュに過ごせるかなど、『生きる』ということに関して大きな役割を持っています。第1チャクラが正常に機能していれば、大地からのエネルギーをしっかりと体に取り込むことができます。
逆にここのチャクラが不調の場合には、地に足がついている感じが薄くなり、心配事や不安で心がいっぱいになって精神的に不安定になります。ひどい場合には被害妄想をもつことも…。第1チャクラのバランスが崩れてしまう原因には次のようなことが挙げられます。
第1チャクラのバランスが崩れる原因
- 転職やリストラなど生活の基盤を失う
- 家族との離別や絶縁、離婚、不倫
- 出張や引っ越しなど馴染みのない場所に行かなくてはいけないとき
- 恋人とのけんかや別れ
- 嘘を言ったり不正を働いているとき
- 仕事を嫌々やっているとき
- 大きな病気にかかったり、親しい人物の大病や死に直面したとき
第2チャクラの役割
第2チャクラは創造性や自立心、そして男性・女性といった性の本質を意味しています。このチャクラは感情を伴った肉体的な快楽とも深く結びつていて、性についてイヤな経験を持っていたり不快感を抱いていると第2チャクラの機能が落ちると言われています。正常に動いているときは、自分の人生に対して情熱的になります。
また、生きることへの関心が高まります。その気持ちが人生を楽しむために必要なことを創り出していく力になるのです。正常に動いていないと過食や拒食症になったり素直に喜べない、性機能障害、うつ症状、自分のセクシャリティを受け入れられないなどのことが起こります。チャクラがバランスを崩す原因は以下の通りです。
第2チャクラのバランスが崩れる原因
- 自己否定や自己の拒絶
- 欲求を強く抑え込む
- 受け身で、周りから自分を幸せにしてもらうことを待っている
- 本心や体の限界から目を背ける
- 性や行為に対する強い否定感
第3チャクラの役割
第3チャクラは自信や活力などを意味していて、知性や思想にも関連しています。ここのチャクラが正常に動いていると、自分に対する自信を持つことができ、気持ちに合った行動をとることができます。また、自身の考えで人生の方向性を決めたり、責任を持つようになります。
ここのチャクラが不調の場合、不眠や胃のトラブル、自分の人生について決められない、人に対して横暴な態度をとったり支配しようとするなどの症状が挙げられます。活力や気力の減退も第3チャクラがうまく機能していない可能性があります。第3チャクラのバランスが崩れる原因は次のようなことが挙げられます。
第3チャクラのバランスが崩れる原因
- 人生に対して受け身で無関心
- 自分の気持ちを無視したり、選択を放棄する
- 何かに対する強い恐怖心
- 自身を否定したり、弱さを受け入れられない
第4チャクラの役割
第4チャクラは自分や周りの人を愛する能力や情などの感情を意味しています。また、受容にも関連しているので、正常でないと人を愛せなかったり、愛を受け止めることができなくなってしまいます。現代ではこの第4チャクラが正常に働いていない人が多いといわれています。
第4チャクラのバランスが崩れる原因
- 家族や恋愛、人間関係のトラブル
- 恐れや痛みを引き起こす出来事
- 心の病気
- 過度な物質主義
- 人からの影響を受け過ぎる
第5チャクラの役割
第5チャクラはコミュニケーション能力や自己表現力などを意味しています。バランスが保たれているときは円滑に周りとコミュニケーションが取れ、ポジティブ思考でやる気が増します。さらに機能が高まると、自分の魂と調和した行動や言動を取れるようになります。
一方、バランスを崩すと人とのコミュニケーションを自分から避けたり、人目を気にして必要以上に気を遣うことも。理由もなく密かにイライラしていたり、ちょっとしたことで人を過度に攻め立てる場合もあります。バランスを崩す原因には以下のようなことが考えられます。
第5チャクラが崩れる原因
- 子供時代に我慢することが多かった
- 言いたいことが言えない
- 感情を表に出さないようにしている
- ケンカや悪口など他者との批判的なコミュニケーション
- 周りの人を支配しようとする行動や考え
第6チャクラの役割
第6チャクラは直感、叡智、スピリチュアリティー、理解力、洞察力などを意味しています。ここのチャクラは第3の目とも呼ばれていて、正常な場合は記憶力が上がり学ぶ能力もUPします。また、目に見えない世界に関しても拒絶することなく、理解する能力が高まります。
バランスを崩しているときは注意力や集中力が低下したり、自分の見た物しか信じない傾向が強くなります。また、独りよがりになりやすく人を支配しようとしたり、表面的なことばかり目が行き本質を理解できないこともあります。バランスを崩す原因には以下のようなことがあります。
第6チャクラのバランスが崩れる原因
- 他のチャクラのバランスが崩れている
- 内面に歪みや混乱を抱えている
- ネガティブ思考で自己のイメージだけが全て
- 想像力に欠けている
第7チャクラの役割
第7チャクラは人生の目的・霊性・高次とのつながりなどを意味しています。正常に機能しているときは自分の人生の使命に気付き、『生存』という目的から『使命を果たす』という生き方を選択するようになります。また、目に見えない世界を自然と理解できるようにもなります。
第7チャクラは他のチャクラがバランスを保ち機能すると開きます。逆を言えば他のチャクラがバランスを崩して正常に機能していなければ第7チャクラは閉じていたり開きかけの状態になります。
コーザル体の意味とは?
体を包むエネルギーの階層
スピリチュアルに興味のある人なら『オーラ』という言葉は聞いたことがあるハズ。オーラは私たちの身体を包んでいるエネルギーの膜のようなものです。ギリシャ語で「空気」「風」という意味を持っているのですが、チャクラと同じく7つの色で構成されていて気持ちや経験で色や形が変化します。
オーラには階層があり、階層が低い(体に近い)部分からエーテル体・感情体・メンタル体・アストラル体・エーテル・テンプレート・セレスティアル体、そしてコーザル体という名前があります。
コーザル体は最上階層
コーザル体は体がから一番離れているオーラの外側の部分にあたる最上階層にあたります。日本語では因果体と呼ばれたり原因体と呼ばれることもあるようです。オーラの階層にはそれぞれ意味があり、エーテル体は肉体の周波数が上がり目に見えない部分を表しています。
感情体はその名の通りその人の気持ちが反映される場所、メンタル体は意識や考え、信念といった情報がある階層になります。アストラル体は肉体と魂をつなぐ架け橋の役割があり、エーテリック・テンプレートはスピリチュアルなエネルギーや情報を肉体に下ろして理解させる役割があります。
セレスティアル体は自分の魂とコミュニケーションを取るために必要な階層となり、コーザル体には地球に生まれた意味や持って生まれた使命、人生で成し遂げるべき事柄などの情報が詰まっています。瞑想などでここにアクセスできれば、自分の人生の目的を知ることができると言われています。
チャクラを活性化させるだけで意味はある?
大切なのはチャクラのバランス
私たちのチャクラは正常に機能しているときは心身ともに健康な状態になります。健康な人を正面から見たとき、チャクラは円形で時計回りに回っています。チャクラは直径10センチくらいなのですが、それより大きければ活性化しているか、過剰にエネルギーが入っていっている可能性があります。
チャクラは活性化すれば良いというだけではなく、ほかのチャクラとのバランスも大切です。理想としてはすべてのチャクラが同じくらいの大きさで時計回りに回転している状態ですが、その状態を維持している人は少ないといわれています。
チャクラを活性化させる方法
効率よくチャクラを活性化するために
できれば閉じたチャクラよりも活性化しているチャクラの方が正直うれしいですよね。自分の健康にも繋がるならなおさらではないでしょうか。チャクラを活性化させる方法にはいくつかありますが、一番効果的なのはヨガだと言われています。ヨガをすることで自分の意志は関係なく自然とチャクラが活性化されるのです。
ヨガはスクリット後で『つながり』を意味しています。これは心と体、そして魂が繋がっている状態のことを表していると言われています。ダイエット目的だけでなく、『イライラすることが減った』『人間関係がスムーズになった』『精神的に安定してきた』など、メンタルな部分でも効果が期待できます。
ヨガの他にも、チャクラを旋回させることをイメージしながら行う瞑想や座禅もチャクラを活性化させる方法として有効ですよ。訓練をすることでチャクラを開けるようになるので、そういった時間を設けてみるのも良いかもしれませんね。チャクラの名前を言うだけでも活性化するという話もありました。
まとめ
チャクラの意味についてや色、コーザル体とは何なのかなどについてご紹介してきましたが、参考になりましたか?つい目に写るものだけを優先してしまいがちですが、チャクラという目に見えない力は心と体の健康に大きく関わっています。ぜひチャクラを活性化させてより良い毎日を過ごしてくださいね。