タイの始まり

ポジティブ雄(お)の
梶村俊明です。

前回のつづき

その2人に声を掛けたら
そのうちの1人(2歳年上のマサル)が
何回かタイに来たことがあり
今からカオサンロードに行くとの事なので
その2人に付いて行く事にした

空港からはエアコンなしの
各駅停車カオサン方面行のバスに乗車
値段は10円くらいやが熱帯のエアコンなしのバスは
睡眠不足もありホンマにきつかった

タイの渋滞もあり空港から2時間位でカオサン到着
※タクシーなら早かったら30分で着く

ヘロヘロになりながら宿を探しに歩いた
マサルが以前泊まった事があるゲストハウスが
カオサンから離れているがいい所だと
いうことでそこを目指す事にした

カオサンを離れて20分~30分
ようやくマサルの目指す場所に到着
やっと着いたと安堵していたら
何か様子がおかしい!

厚化粧で年齢不明の子がちらほら
何とその場所は
ゲストハウスから売春宿に変わっている事が判明

「なんでやねん・・・」

疲労もピークに達していて
思わずマサルをしばいたろかと思った

その時代は
まだタイが観光立国となる前の
売春立国だったので、至る所で売春宿があった

中国人が経営している旅舎と呼ばれる所は
全て売春婦がいた。

外人を相手にしていなく
タイ語か中国語が話せないとダメで
完全に現地人用の売春宿がホンマに多かった

仕方なしに
カオサンに戻ろうかとなり
その前に屋台で食事をする事にした

カレーやガパオ等色々な料理を
作り置きしているスタイルの屋台で
タイでは一般的屋がやが
初めて見た時は、
タイ料理も食べた事が無かったから
全く美味しそうに見えなった

食べてみたら美味しかったので良かった

食事もしたし、さあ戻ろうかとした時
路地の奥に「GUEST HOUSE」の文字が見えた

俺はもう
宿が何百軒もあるカオサンに戻ろうと思ったが
マサルがせっかくやから
カオサンに戻る前にそこを見てみようとなり
そのゲストハウスに行った

ゲストハウスの名前は「AP GUESTHOUSE」
カオサンから離れている場所柄
長期滞在者が泊まる隠れ家的な所
水シャワーとトイレ共有の個室で
1泊250円位、まあまあ許容範囲の宿やった
※後に色々な友達も泊ったが女の子は誰も泊らなかった

APの周りには全くゲストハウスがなく
タイ人の住宅地にポツンとある環境やったから
現地の人とも触れ合えた

タイに何回も行くきっかけの一つが
このAPゲストハウスであうのは確かや

APを切り盛りしていたのが
「ママ」と呼ばれる働き者のおばあちゃんで
俺からしたら、
オカンより上でオバンより下の存在で
親戚のおばちゃん的な感じやった

 

次回につづく

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